Softgate Limited

株式会社ソフトゲート コーポレートブログ

MT4

スタンドアロンの mql.exe

MT4

MT4/MT5 の MQL コンパイラ mql.exe および mql64.exe は MT5 のヘルプ によれば https://download.mql5.com/cdn/web/metaquotes.software.corp/mt5/mql.exe https://download.mql5.com/cdn/web/metaquotes.software.corp/mt5/mql64.exe からダウンロードで…

MT4 ビルド 900

MT4

MT4 ビルド 900 のリリースが MQL フォーラムでアナウンスされています: MetaTrader 4プラットフォームの新バージョン build 900:MQL4でのクラスパターンとメモリー動作の最適化 - トレーダーのフォーラム クラステンプレートが利用できるようになるらしい…

小ネタ

ご依頼を受けて EA の変更作業を行っていて気が付いた小ネタ。 最近の MT4 って、外部変数を次のように書いておくと input int MA1; // 短期移動平均の足の数 input int MA2; // 長期移動平均の足の数 input string LicenseKey; // ライセンスキー パラメー…

MT4 ビルド 830

MT4 の久々のアップデートが行われているようですが、EA のパスに日本語ファイル名/フォルダ名が含まれていると問題が起きるとか起きないとか。 私自身は他人のソフトウェアを(というか自分のソフトも)あまり信用していないので、パスに日本語は使ってい…

MT4 のリアルティックバックテスト その2

先日「その1」の記事でも書いたとおり、MT4 のバックテストは、ティックファイルを順次読み込みながら形式的にはティックベースで実行されています。 通常、MT4 が「全ティック」モデルでバックテストする際に生成するティックファイルは、1 分足から擬似的…

MT4 のリアルティックバックテスト その1

久々の技術ネタとして、MT4 でリアルティックに基づいたバックテストを行う話題を取り上げてみたいと思います。 といっても、Tick Data Suite や Tickstory の利用手順を説明するわけではありません。そういうのは、丁寧に解説してくれているブログが既に沢…

FXCM MT4 サーバのタイムゾーン

FXCM ジャパンの MT4 サーバがタイムゾーンの変更を予定しているそうです。 現在は米国東部時間の EST/EDT (UTC-5/UTC-4) ですが、近いうちに米国式 DST の UTC+2/UTC+3 に切り替わることになります。 まずは本日 12 月 15 日からデモ口座のタイムゾーンが変…

MT4 ビルド 710 だそうです

MT4

あまりに更新がなさすぎて、ソフトゲートブログは終了したものと思われているでしょうが、Trader Square の方では割と頻繁に発言しています。 もっとも、お客様専用カテゴリでの情報交換がメインですので、一般ユーザの方にはあまり活気があるようには見えな…

MT4 ビルド 600 強制移住

MT4

MQL4 フォーラムのアナウンスによれば、8 月 1 日以降は、MT4 サーバへのアクセスにビルド 600+ の MT4 が必要になるようです。 これまでビルド 509 で運用してきた方も、それまでの間に、(少なくともライブ運用環境は)ビルド 600+ に移行しなければいけな…

MT4 の自動アップデートの誤解

MT4

MT4 の新バージョン 625 のせいで、自動アップデートを禁止していても強制的にアップデートされる、みたいな誤解が広まっているようです。 MT4 が自動アップデートを行う仕組みを理解すれば、そんなことあり得ないというのはすぐ分かると思うのですがね。 仮…

MT4 のデータフォルダの詳細

MT4

MT4 のデータフォルダの詳細 という記事を Trader Square で公開しました。 ※当分の間は、技術情報は Trader Square にアップして、このブログからはリンクを貼るだけにします。

データフォルダのパスを MQL で取得

MT4

弊社のウェブサイトの方でご質問を頂いたので、ブログにも掲載しておきます。 MT4 ビルド 600 から、MQL の EA/インジ/スクリプトを含めたデータファイルの類いはデータフォルダというフォルダの下に配置されるようになっています。 データフォルダが利用…

MT4 ビルド 625

MT4

気がつけば、前回のブログ記事から早一週間が経過していますが、最近開発のご依頼が多くて嬉しい悲鳴を上げているので、本日の記事は手短に。 MT4 は現在ビルド 625 がリリースされています。 フォーラムを見ているといろいろ不具合の報告もあるようなのです…

サーバ定義ファイル解読サービス

MT4

MT4 が接続するサーバの情報はサーバ定義ファイルに格納されています。 しかし、サーバ定義ファイルをバイナリエディタで開いて覗くだけでは、サーバのうちの一つしかアドレスを確認することが出来ないので、サーバ定義ファイルの内容を表示するオンラインサ…

とりあえずビルド 620

MT4

相変わらず変更点がよく分かりませんが、MT4 は一部でビルド 620 が公開されています。 見た目で違いを感じるのは、EA の有効切り替えボタンが「自動売買」という表記になっている点と それから、以前「図書館」と訳されていた箇所が「ライブラリ」になって…

.cpp を MetaEditor でコンパイル

MT4

先日のブログ記事で MQL コンパイラの変化について軽くまとめました。 その過程で気がついたのですが、どうやら最近のビルド(610 以降)では、MetaEditor にいろいろな変化が起きているようです。 たとえば、(Visual C++ を含む) Visual Studio 2010 がイン…

MQL コンパイラの変遷

MQL フォーラムのスレで micclly さんが発言している MQL コンパイラの件で少し確認してみました。 まず、ビルド 610 時点でのファイルリストは このような感じで、すべてのファイルがほぼ同一のタイムスタンプになっていますが、これがビルド 613 になると …

DLL 関数の呼び出しが(おそらく)なんかおかしい

MT4

今日は、先日受けたご依頼のため、ビルド 610 用にインジケータと DLL を移植というかほぼ作り直しする作業をしていました。 その中で、DLL 側に実装された関数(wchar_t ポインタを二つ引数にとる)に、string 型の引数 A と B の二つを渡そうとしたのです…

MT4 のアップデートの仕組み パート2

MT4

前回も述べたように、MT4 は、まず更新ファイルが存在すればそれをアップデートフォルダにダウンロードします。 そして、その MT4 の次回の起動時に、アップデートフォルダの中身を確認して、新しいバージョンの terminal.exe が存在すれば、アップデート処…

MT4 のアップデートの仕組み パート1

MT4

今回と次回(思いの外長くなったので二回に分けます)のブログでは、MT4 のアップデートがどのような仕組みで実行されているのかを詳細に説明します。 いろいろと謎が多いように思える MT4 のアップデートですが、どんなときにどのようにしてアップデートさ…

ビルド 600 の注文は高速

MT4

巷ではさんざん悪口を言われている MT4 ビルド 600 ですが、そんな出来の悪いビルド 600 にも、少しはいいところだってあります。 その一つが、注文の遅延が少なくなっているという点。 以前に弊社のウェブサイトで「注文の高速化」という記事を書きました。…

MT4 のデータフォルダについて

MT4

MT4 のアップデート祭りは依然として続いており、現在はビルド 610 がリリースされています。 さて、MT4 ビルド 600 からデータフォルダの場所と構造が変わったことは、普段から MT4 をお使いの方でしたら、既にご存じでしょう。 ここで言うデータフォルダと…

開発の近況

MT4

MT4 のビルド 600 祭りはまだ収束したとは言いがたいものの、MT4 の今後の方向性はだいたい明らかになったと思います。 今回、MetaQuotes 社がどういう意図で MQL5 を MQL4 に移植してきたのかはよく分かりませんが、基本的に MT4 と MT5 はサーバプロトコル…