Softgate Limited

株式会社ソフトゲート コーポレートブログ

開発の近況

MT4 のビルド 600 祭りはまだ収束したとは言いがたいものの、MT4 の今後の方向性はだいたい明らかになったと思います。

今回、MetaQuotes 社がどういう意図で MQL5 を MQL4 に移植してきたのかはよく分かりませんが、基本的に MT4 と MT5 はサーバプロトコルからして全然違うので、ターミナルが共通化されるようなことは当面はないと考えています。

以上を踏まえて、もし MT4 と MT5 が融合してしまうようなことがあれば開発を停止するつもりだった Forex Studio も、製品の位置付けを見直した上で開発を再開いたします。

従来の Forex Studio は、無闇に構想ばかり大きかったので、基本に立ち返って、必須機能からしっかり積み上げていくことを心がけなければ…。

さしあたっては、ご利用頂いた方に評判の良かった Datacenter をきちんと作り込み、まずはヒストリカルデータの入出力/管理の機能を十分なレベルまで完成させたいと思います。


それと、Forex Studio はもともと英語版と日本語版を同時リリースして、海外のユーザにも販売するはずでした。

しかし、正直な話、海外ユーザのサポートにはかなり手を焼きそうなので、弊社としては国内のユーザだけをターゲットとしてサービスを提供する方針に変更しました。

現在、その一環として、国内業者に対応した独自の発注ソフトやライブラリを開発しており、最初の製品としては、複数業者/複数口座に高速で発注できるスキャルパー向けの独自発注ソフトをリリースする予定です。

製品の構成などはまだ検討中の部分もありますので、詳細が決まり次第アナウンスしたいと思っております。